自分に合った豊胸手術がわかる!手術別の特徴と比較のまとめ

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豊胸手術といえば、シリコンを使う豊胸術が有名ですよね。豊胸手術には、シリコンを使う方法のほかにも、自分の脂肪を注入する方法、ヒアルロン酸を注入する方法などがあります。

しかし、自分はどの方法を選ぶのが一番いいのかわからないという人もおられるのではないでしょうか?

また、クリニックをどの基準で選べばいいのかわからないという方もたくさんおられると思うんです。ここでは、豊胸手術の種類による特徴、自分にむいている豊胸手術の種類、クリニック選びのコツを紹介していきます。

これを読むと自分が満足できる豊胸術がどれかがわかるようになります。そして、良いクリニックに出会えて質の高い治療を受けられる確率が高くなります。ぜひ参考にしてください。

 1 豊胸術の種類の違いによる特徴

豊胸術には以下の3種類の方法があります。

  • シリコンバッグによる豊胸手術(手術)
  • 脂肪注入による豊胸手術(手術)
  • ヒアルロン酸注入による豊胸術(処置)

どの方法が自分に合っているかを判断するためには、それぞれの方法の特徴を知っておく必要があります。ここでは3種類の方法の違いを表で確認していきましょう。

 項目  シリコンバッグ  脂肪注入  ヒアルロン酸注入
 希望の大きさにできるかどうか  できる  できないこともある  できないこともある
 誰でも受けられるか? 可能 脂肪が取れないとできない ほぼ可能
 触った時に人にばれるか? ばれることがある 自然 ばれることがある
 効果の持続期間  永久  永久  1~2年
 痛みや腫れの程度  1,2週間は痛みや腫れが出る  1週間は痛みや腫れが出る  痛みや腫れは軽くすむことが多い
 費用(クリニックによって差があります)  27万円~130万円  33万円~168万円  81.000円~150万円
 手術時間と通院回数(クリニックによって違いがあります)  手術時間90分、通院回数3回 手術時間2時間、通院回数3回  処置時間30分、通院不要
 必要な休み日数  1週間  3日間  休み不要
 仕上がりまでに必要な期間  1年  6ヶ月  2週間
注意すべきリスク  バストが硬くなることがある しこりができることがある しこりができることがある

 

 2 自分に合っている豊胸手術はこれ!

ここでは、タイプ別におすすめの豊胸術を提案していきます。

2-1 手軽さを一番重視している人(ヒアルロン酸注入)

手軽に治療を受けることを重視している方は、ヒアルロン酸注入による豊胸術がむいています。その理由は、ヒアルロン酸注入は治療後のダウンタイムがほとんどない、休みをとらなくてもうけることができる、手術より治療費が安いという特徴があるからです。

ヒアルロン酸注入による豊胸術は、手術というより処置といってよい治療です。しかし、以下の点も前もって理解しておく必要があります。

ヒアルロン酸注入による豊胸の注意点

  • 大きくできるバストの大きさに限界がある
  • 効果を維持するためには1,2年ごとに定期的な通院が必要
  • 長期的に治療をつづけていくと費用は手術よりも高くなる
  • ヒアルロン酸のかたまりがしこりになる可能性がある
  • 触った時にばれる可能性がある

手軽さを重視するならヒアルロン酸注入による豊胸が一番よい方法といえます。しかし、僕個人の意見ではありますが、ヒアルロン酸注入による豊胸はおすすめしません。その理由は以下の通りです。

ヒアルロン酸注入による豊胸をおすすめしない理由(個人的見解)

  • 治療費が安いといっても、治療を続けていくと手術より割高になり、効果を維持するにはお金がいつまでもかかる
  • 手軽さがメリットの治療であるのに、触るとばれるリスクがある
  • 可能性が低くても、もししこりを感じるようになった場合、結果的に手軽にうけられる治療とは言えなくなるリスクがある

以上、個人的見解ではありますがヒアルロン酸注入による豊胸をおすすめしない理由を書かせていただきました。

ヒアルロン酸注入による豊胸術は高度な技術力を必要としません。そのため、経験の浅い医師でも担当することができます。注射をすればいいだけなのでクリニックにとっては手間がかからず、簡単に利益をあげることが可能なドル箱メニューでもあります。

手軽さを重視している人にとっては、ヒアルロン酸注入による豊胸は、とても魅力的な、メリットの大きい治療に映るのではないでしょうか?そこで、クリニック側から『ヒアルロン酸注入なら簡単にうけることができますよ』と言われたらどうでしょう?

『うけたい!うけたい!』という気分の時はメリットばかりに気がむいてしまい、注意点まで気が回らない可能性が高くなりそうではありませんか?美容外科クリニックの中には患者さんが最終的に満足できる方法を提案するより、その場の売上を得ることを優先するクリニックも残念ながらあります。

クリニックにカウンセリングを受けにいった時に、『簡単で気軽に受けられる治療だから安心です』と説明を受けることもあるかもしれません。あとになって後悔しないためにも、ヒアルロン酸注入による豊胸術について前もって知っておいた方がいい知識についてまとめた記事を紹介します。カウンセリングを受けに行く前に必ずチェックしてください。ヒアルロン酸注入による豊胸はおすすめ?治療効果と注意点

2-2 希望のバストの大きさになることを重視している人(シリコンバッグによる豊胸手術)

『自分はこうなりたい!』という希望がはっきりしている人には、シリコンバッグによる豊胸術がむいています。その理由は、シリコンバッグによる豊胸術は使用するシリコンバッグのサイズを調節することで希望の大きさのバストを実現することができるからです。

こちらは、『普通くらいの大きさにしたい』という希望の当院のモニター患者さんのシリコンバッグによる豊胸手術のビフォーアフターの画像です。

豊胸5

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シリコンバッグの豊胸術では、患者さんの希望に合わせてシリコンバッグのサイズを調節することでほぼ希望通りのバストを手にすることができます。しかし、以下の点も前もって理解しておく必要があります。

シリコンバッグによる豊胸の注意点

  • 完成まで1年間かかる
  • さわるとばれることがある
  • バストが硬くなることがある
  • バストにしわができることがある
  • シリコンバッグが破損する可能性がゼロではない

希望のバストを手にするにはシリコンバッグの豊胸術がベストですが、安全な医療用具とはいえ異物を使うことに抵抗がある人もいるかもしれません。どうしてもシリコンバッグの豊胸術は受けたくないという人は選択を変更せざるをえません。

シリコンバッグの豊胸術に抵抗がある。希望のバストの大きさが今より少し(半カップくらい)大きくなればいいという人で体脂肪率が17%以上の人は、自分の脂肪を使う脂肪注入による豊胸術を選ぶことになります。

シリコンバッグによる豊胸術を受ける場合、痛みや術後の通院のことまで考えると1週間の休みがあったほうが安心です。また、将来的に乳がん検診を受けることを考えて検診を受け入れてくれる施設を前もって知っておく必要があります。

クリニックを選ぶときは検診施設も紹介してくれるフォロー体制のあるところを選ぶべきです。ほかには、将来出産して授乳をする時は乳腺炎にならないように気をつけるなどの注意点があります。

確実にバストを大きくできる点でシリコンバッグの豊胸手術はとてもいい方法ですが、事前に知っておくべき知識があります。カウンセリングを受けに行く前に、シリコンバッグの豊胸術を検討中の人必見!豊胸手術のすべてを読んでおくことをおすすめします。

2-3 絶対にばれないことを重視する人(脂肪注入による豊胸手術)

触った時に絶対にばれないことを重視する人には、脂肪注入による豊胸手術がむいています。脂肪注入は自分の脂肪をバストに移植する治療なので、触り心地が自然でばれることがありません

こちらは、太ももの脂肪吸引の時に同時にバストへの脂肪注入を行ったモニター患者さんのビフォーアフターの画像です。

脂肪注入仕上がりが自然になる脂肪注入による豊胸術ですが、以下の点を前もって理解しておく必要があります。

脂肪注入による豊胸の注意点

  • 材料となる脂肪が確保できないと手術ができない(体脂肪率17%以上必要)
  • どのくらい大きくできるか予測ができない
  • 痩せてしまうとバストも小さくなってしまう
  • 脂肪がかたまりになってしこりができる可能性がある
  • たばこを吸う人は結果がよくない

 

触った時にばれない点が安心の脂肪注入による豊胸術ですが、希望の大きさにならない可能性がある、取れる脂肪がないと手術をうけられないなどの注意点もあります。

バストの大きさも重視している、痩せていて取れる脂肪がないという人はシリコンバッグの豊胸も検討する価値があります。シリコンバッグの豊胸術はさわると絶対にばれるというわけではありません。絶対に脂肪注入と決めつけるのではなく、クリニックに足を運んでカウンセリングをうけてみることをおすすめします。

脂肪注入による豊胸手術を受ける場合、手術後3ヶ月間はブラジャーを使わないようにします。理由は、注入された脂肪を血行の良い状態に保つためです。そのため、術後3ヶ月間はスポーツブラやニップレスを使うことになります。

脂肪注入による豊胸術の費用はクリニックによって価格差がとても大きく、33万円~168万円と大きな幅があります。脂肪注入による豊胸術はクリニックによってやり方が様々です。

手術方法によって治療にかかるコストに差が出ることから手術費用に大きな差が出る要因となっています。ここで、僕の個人的な見解を述べさせていただきます。

脂肪注入法は材料となる脂肪をお腹や太ももから取って、良質の脂肪を作製し、バストに丁寧に注入する治療法です。脂肪の採取、作製、注入ともにとても手間のかかる作業が30万円、40万円できちんとできるとは思えません。

反対に、脂肪注入法は必ず何カップ大きくできると約束できる治療法ではないのに100万円以上もするのは高すぎると思います。

クリニックにカウンセリングに行く前に、脂肪注入豊胸の効果とリスクは?術前に知っておくべき全知識を読んで、脂肪注入による豊胸手術の正しい知識をつけることをおすすめします。

3 質の高い豊胸手術をうけるためのクリニック選びのコツ

前項で自分に合った豊胸術がわかりましたでしょうか?ここでは、質の高い治療を受けるためのクリニック選びのコツを紹介していきたいと思います。

3-1 予算の優先順位を下げる

質の高い豊胸手術をうけるために、いったん予算の優先順位を下げてください。治療を受けるときに予算が気になるのは理解できます。しかし、予算を優先してしまうと質の高い治療を受けることができなくなるんです。

美容外科の治療費全般に言えることですが、安い割にそれなりのレベルの治療を受けられることはあっても、治療費が安いにもかかわらず質が高い治療が受けられるというのは残念ながらありません。反対に、費用が高ければ質の高い治療が受けられるというわけでもありません。

しかし、治療費は高額ですからいくらでもお金を払えるという人はいないと思います。では、このように考えてみてはいかがでしょう。カウンセリングに行く前から『いくら以内で絶対に受ける』と決めない。

実際にカウンセリングを受けて治療を受けることに価値があると思えば予算以上であっても受けたほうがいいんです。なぜなら、その治療には価値があると自分が感じているからです。反対に、予算以下で受けられるとしても、不安感や不信感があるなら受けるべきではありません。なぜなら、受ける前から心配なことがあると治療後に後悔してしまう可能性が高いからです。

予算も大事なことはわかります。しかし、質の高い豊胸手術を受けるためには予算の優先順位を下げて治療内容の質を重視することをおすすめします。

3-2 症例数500例以上の医師をえらぶ

担当医は豊胸術の症例数500例以上の医師を選ぶようにしてください。カウンセリングの時に『先生は今までに何人くらいの患者さんの胸の手術を担当したのですか?』と質問すれば答えてくれるはずです。

手術の経験数を医師に聞くのは信用していないようで失礼にあたると考える必要はありません。質の高い治療をうけるための必要な情報ですから遠慮することはありません。

では、なぜ500例以上の症例数が必要なのかを説明します。医師は以下のようにして経験を積んで技術と判断力を身につけていくからです。

症例数 医師の技術と判断力の成長のしかた
1~50例まで 指導医からマンツーマンで指導を受ける。手術のほとんどは指導医が行なっているのでまだ執刀医とはいえない
51~100例まで ひとりで手術をするようになるが、手術終了前に指導医のチェックを受ける。その際、必要に応じて指導医が修正を行なうこともある。経験が少ないため、良い結果は期待できないが手術終了前に指導医のチェックがあるので大きな失敗はおきにくい。
101~200例まで ひとりで手術を担当するようになり、指導医のチェックもなくなる。技術力がまだ高くないので高品質な結果はあまり期待できない。しかし、失敗を起こす可能性も低いといえる。
201~300例まで 自分では一人前になったと思えてくる時期。しかし、難しい症例に対応できる技術力や判断力はまだない。実力以上の症例に気づかずに手術を担当して結果が悪くなり、一人前ではないことを気づかされる時期でもある。
301~499例まで ほとんどのケースに対応できる技術力が身についてくる。良い結果を出す技術はあるが、今までに担当した患者さんの長期的な経過をフォローした経験が乏しいためにトータルの判断力がまだ一人前とはいえないところもある。
500例以上 成功例、失敗例の両方をしてきているので、成功するにはどのようにしなければいけないか、失敗を避けるにはどのようにしてはいけないかがわかるようになっている。技術力、判断力ともに1人前といえる。失敗はまず起こさない。

質の高い豊胸手術をうけるために、担当医に今までの豊胸手術の症例数を教えてもらうことをおすすめします。

3-3 治療法がえらべるクリニックに任せる

クリニックを選ぶときは、治療法がえらべるクリニックに任せることをおすすめします。豊胸術の方法はひとつではありません。治療法がえらべるクリニックなら自分に合った方法を提案してもらうことができます。

前の項で自分に合った豊胸術を検討しました。その方法が本当に自分に向いているのか、もっと良い方法はないのかを検討して正しいアドバイスができるのは、患者さんのライフスタイルや希望に合わせて治療法を提案できるクリニックでなければできません。

ひとつの方法だけを専門的に行っているクリニックの場合、ほかの選択肢がないわけですからトータルで考えてベストの治療法を提案してもらえる可能性が低くなります。

豊胸術の症例数が500例以上の医師で複数の治療法の中からベストの提案ができるクリニックを選ぶと質の高い治療が受けられる可能性が高くなります。

3-4 院内が清潔なクリニックであることは必要条件

質の高い治療を受けるために、院内が清潔なクリニックを選ぶようにしてください。院内の清潔さが治療の質とどう関係があるのか?そう思った人もいるかもしれません。

シリコンでも脂肪注入でもヒアルロン酸注入でも、豊胸術は清潔な環境で治療を行わないと感染などの合併症がおきるリスクが高くなります。特にシリコンや脂肪注入では清潔な手術室で手術をおこなうことが重要です。

カウンセリングの時に手術室を内覧させてもらえるといいのですが、なかなかそういうわけにもいかないかもしれません。カウンセリングに行った時は待合室のキレイさもチェックするようにしましょう。

待合室の掃除が行き届いていないのに手術室だけは清潔ということはまずありません。美容外科クリニックはどこも内装がキレイなことが多いですが、内装の豪華さではなく清潔な感じがするかどうかを見るようにしてください。

3-5 保証をつけてもらい、保証内容をよく確認する

質の高い治療を受けるために、保証をつけてもらうことをおすすめします。クリニックが治療に保証をつけられるというのは良い結果を出す自信があるからです。

反対に、うまくいくかどうかわからなければ保証をつけることはできないわけですから、そのクリニックでは治療を受けないほうがいいという判断ができます。

決して安くはない治療費を払うわけですから、うける治療に対して保証をつけてもらえるかを確認しましょう。そして、保証内容についてもきちんと確認しておくべきです。それぞれの治療で確認しておいた方がいい保証について以下に説明していきます。

【ヒアルロン酸注入】

  • もししこりができた場合、無料で治療をしてもらえるか。有料の場合はいくらかかるのか
  • 乳腺検診を受ける場合、診療情報提供書を無料で発行してもらえるか

【脂肪注入】

  • もししこりができた場合、無料で治療をしてもらえるか
  • 乳腺検診を受ける場合、診療情報提供書を無料で発行してもらえるか
  • 傷あとが目立つ場合、傷あと修正を無料でしてもらえるか、有料の場合はいくらでしてくれるのか
  • 2回目の注入を希望した場合、治療費はいくらでやってくれるか
  • 脂肪を取った部分がキレイに治らなかった場合、修正手術を無料でしてもらえるか

【シリコンバッグ】

  • 乳腺検診を受ける場合、検診施設を紹介してくれるか
  • 乳腺検診を受ける場合、診療情報提供書を無料で発行してもらえるか
  • シリコンバッグを取り出すことになった場合、取り出しの手術に費用はかかるのか?かかる場合はいくらでやってくれるのか
  • 万一シリコンバッグが破損した場合、入れ替えの手術は無料でしてくれるか、有料の場合はいくらでやってくれるのか
  • 傷あとが気になった場合、傷あと修正を無料でしてもらえるか、有料の場合はいくらでしてくれるのか

クリニックによってははじめから保証制度を設けているところもあります。保証がついていてもあとでトラブルにならないために保証内容をよく確認しておくようにしましょう。

保証制度がないクリニックの場合、自分から保証のことを話すのは抵抗があるかもしれません。しかし、質の高い治療とは治療そのものだけでなく、安心して治療がうけられることも含まれるのではないでしょうか?

安くうけることより充実した治療内容を選び、清潔なクリニックで症例数500例以上を経験している医師の手術を自分に合った方法で受け、なおかつ保証がついているなら質の高い治療を受けられるはずです。

まとめ

豊胸手術を検討している人がどの方法をえらべばいいのか、選ぶべき方法が決まったらどのクリニックをえらべばいいのかを説明しました。

豊胸の手術はクリニックによって治療方針が様々です。カウンセリングはひとつのクリニックだけでなく、この医師なら安心して任せられると感じるドクターに出会えるまでクリニックをまわることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

カテゴリー 豊胸手術

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