【保存版】あなたはやるべき?脂肪吸引を検討するなら絶対に知っておきたい全知識

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脂肪吸引に興味のある人はいっぱいおられると思うんです。でも、興味はあっても脂肪吸引の本当のことを知っている人は少ないのではないでしょうか?

ここでは、脂肪吸引のことをまだよくわからない人が脂肪吸引について調べようとした時にこれだけはおさえておいたほうがいい情報を美容外科専門医が紹介していきます。

ネットには間違った情報やクリニックの集客目的の宣伝文句がたくさん出回っています。これを読むと、脂肪吸引についての正しい知識を得ることができるようになります。

今すぐ脂肪吸引を受けるわけでなくても、いつか脂肪吸引を受けることになった時に必ず役に立つ情報なのでぜひ目を通してみてください。

Contents

1 部分別 写真で見る脂肪吸引の効果

まずは脂肪吸引をうけるとどのくらい細くなれるかをモニター患者さんの術前術後の写真を例にあげて説明していきます。

1-1 二の腕の脂肪吸引

横から見た時の脂肪吸引前後の画像です。脂肪吸引後は腕が細くなっているのがわかります。 二の腕1 後ろから見た時の脂肪吸引前後の画像です。二の腕の外側のでっぱりが目立たなくなり、上半身が華奢(きゃしゃ)に見えるようになりました。 二の腕2 【二の腕の脂肪吸引の効果】

  • 二の腕が確実に細くなる
  • 上半身が華奢に見える

1-2 お腹・ウエストの脂肪吸引

正面から見た時の脂肪吸引前後の写真です。脂肪吸引後はくびれができているのが分かります。 お腹 横から見た時の脂肪吸引前後の写真です。出っ張っていたお腹がへこんで細く見えるようになりました。 新規キャンバス 【お腹の脂肪吸引の効果】

  •  お腹が確実に細くなる
  • くびれができるようになる

お腹の脂肪吸引は元の体型によって効果のでかたに個人差があります。体型別の効果のでかたについて詳しく知りたい方は「お腹の脂肪吸引の効果は?うける前に知っておくべき全知識」をご参照ください。

1-3 太もも・お尻の脂肪吸引

後ろから見た脂肪吸引前後の写真です。脂肪吸引後は太ももが細くなっているのがわかります。 太ももふつう体型 デニムをはいた状態の脂肪吸引前後の写真です。太ももの横のでっぱりがなくなり、お尻の形もよくなってお尻が上がって小さく見えるようになりました。 ふとももヒップアップ 【太もも・お尻の脂肪吸引の効果】

  • 太ももが確実に細くなる
  • 足が長く見えるようになる
  • お尻が上がったように見えるようになる

太ももの脂肪吸引も元の体型によって効果のでかたに個人差があります。体型別の効果の詳細は「太ももの脂肪吸引をうける前に絶対おさえておくべき全知識」をご参照ください。

1-4 ふくらはぎの脂肪吸引

横から見た脂肪吸引前後の写真です。脂肪吸引後は全体的に細くなっているのがわかります。 ふくらはぎ前後 【ふくらはぎの脂肪吸引の効果】

  • ふくらはぎが確実に細くなる
  • ふくらはぎにむくみが出にくくなる

2 脂肪吸引をうけることで得られる効果

次に、脂肪吸引をうけたことで得られる効果について説明していきます。

2-1 確実に今より細くなれる

脂肪吸引をうけると、今より確実に細くなることができます。脂肪吸引は気になる部分の脂肪を手術で直接取りのぞくので吸引された脂肪の体積分は必ずそこからなくなるからです。 ここで、モニター患者さんの脂肪吸引前後の画像をご覧ください。 お腹 患者さんの体格や骨格によって仕上がりの状態には個人差がありますが、脂肪吸引以外の方法で脂肪吸引レベルの効果を引き出せる方法は存在しません。

2-2 効果が永久に持続する

脂肪吸引の効果は永久に持続します。脂肪吸引は脂肪細胞そのものを吸い出して取り除くという治療です。脂肪細胞の数は大人になってから増えることはないので1回脂肪吸引を受けるとその効果は永久に続きます。 脂肪の図(吸引後)

2-3 部分痩せ最強の方法

脂肪吸引は、運動や食事制限、瘦身エステ、脂肪溶解注射や痩身レーザーなど他のどんな方法よりも一番効果が高い方法です。

ダイエットは、もし成功しても効果をキープするには運動や食事制限、エステ通いをずっと続けるしかありません。しかし実際には、ずっと運動や食事制限、エステ通いを続けることは不可能に近いのではないでしょうか?

脂肪吸引は、今まで自分で何度も努力してきた人が最終手段として受けていることが多く、『もっと早く受けていればよかった』という人も多い部分痩せ最強の方法です。

2-4 太りにくく、痩せやすくなる

脂肪吸引を受けると脂肪細胞の数が減るので脂肪吸引後は太りにくく、やせやすい状態になります。

脂肪の図(痩せやすい)

2-5 セルライトができにくくなる(太もも、お尻)

セルライトは血行不良が原因です。 脂肪吸引後の脂肪層は今より血行が改善された状態になるので、太ももやお尻の脂肪吸引をうけたあとは、セルライトができにくくなります。

※※脂肪吸引の効果についてさらにお知りになりたい方は、写真で見る脂肪吸引の効果と効果を最大化させるための注意点に詳しく説明がありますので参考にしてください。

3 脂肪吸引の手術方法

ここでは、脂肪吸引の手術がどのように行なわれているかをモニター患者さんの手術時の画像で説明していきます。

また、様々な脂肪吸引の種類の紹介と最近目にする機会の多い『切らない脂肪吸引』についても当院の見解を述べさせていただきたいと思います。

3-1 標準的な脂肪吸引の手術方法

ここでは、脂肪吸引がどのように行なわれているかをモニター患者さんの二の腕の脂肪吸引の手術のときに撮影した画像を使って説明していきます。

1 皮膚を切開する部分にマーキングをします。切開する部分は傷が治った時に目立ちにくい場所を選びます。二の腕の場合はひじです。

二の腕マーキング

その他の部位の皮膚の切開場所(当院の場合)

  • お腹:ビキニラインの近くに左右1ヶ所ずつ、おへその中
  • ウエスト:腰に左右1ヶ所ずつ
  • 太もも:足の付け根左右1ヶ所、お尻と太ももの境界部分に左右1ヶ所
  • お尻:お尻と太ももの境界部分に左右1ヶ所
  • ふくらはぎ:足首とひざ裏に左右1ヶ所ずつ

切開部分は医師によって違いがあるので、カウンセリングのときに担当医に確認しておくようにしましょう。

2 局所麻酔の注射を行ないます。

二の腕局麻

 

3 皮膚を数ミリ切開します。

二の腕切開

 

4 脂肪層にチューメセント液を注入します。チューメセント液とは、血管収縮剤や局所麻酔薬、生理食塩水が混合された薬液です。チューメセント液を注入すると脂肪層がふやけて柔らかくなり、脂肪吸引しやすい状態になります。

二の腕チューメセント

 

5 カニューレ(吸引管)を使って脂肪を吸引していきます。

二の腕吸引
動画での吸引風景はこちら

6 傷口を縫合して脂肪吸引は終了です。

傷口の縫合動画はこちら(動画はふくらはぎの脂肪吸引です)

手術時間はクリニックによって違いますが、以下を参考にしてください。

二の腕 30分から60分
ふくらはぎ 30分から60分
お腹・ウエスト 1時間から2時間
太もも・お尻 2時間から3時間

3-2 脂肪吸引の種類

ここでは、脂肪吸引の種類を紹介していきます。いろいろな方法がありますが、原理はどれも同じです。違いは使用しているカニューレ(吸引管)に工夫がされていたり、脂肪層に下処理をしているという点です。

【ライポマティック】

カニューレ(吸引管)が工夫されている方法です。現時点(2015年)では最新の方法と言われています。

【ベイザー】

脂肪層を柔らかくして脂肪を吸引しやすくする方法です。脂肪吸引しやすくなると言われています。

【ウルトラゼット】

韓国発のベイザーの後発品のことです。ベイザーより出力が低いためやけどが起きるリスクがベイザーより低いといわれています。

【ボディジェット】

ジェット水流を脂肪層に散布しながら脂肪吸引する方法です。体への負担が少ないといわれています。

【エルコニアレーザー】

皮膚の上からレーザーを照射し、脂肪を柔らかくしてから脂肪を吸引する方法です。

【PAL】

高速振動するカニューレ(吸引管)を使うので術者の肉体的負担が軽くなるといわれています。

【シリンジ法】

注射器の陰圧(内部の圧力が外部より低くなっている状態)を利用して脂肪吸引をする方法です。体への負担が少ないといわれています。

3-3 脂肪吸引の種類の違いによる差

ここでは、脂肪吸引の種類の違いによって効果、痛みや腫れがおさまるまでの期間、費用に差が出るのかどうかについて解説していきます。

【効果の違い】

脂肪吸引の方法の違いで治療効果に差が出ることはありません。その理由は、脂肪吸引は医師の技量によって結果が決まるからです。ここで、標準的な手術法で行なった例ととベイザー脂肪吸引による例の手術前・手術後の写真をご覧ください。

・ベイザー脂肪吸引の手術前・手術後の写真(引用元:care well medical centre)

liposuction-1・標準的な脂肪吸引の方法による手術前・手術後の写真

お腹

どちらの方法でもきちんと効果が出ているのが分かると思います。どの方法で治療をうける場合でも医師に技量がなければ良い結果は期待できません。

【痛みや腫れがおさまるまでの期間の差】

脂肪吸引の方法の違いで痛みや腫れがおさまるまでの期間に差が出ることは実際にはありません。その理由は、どの方法の脂肪吸引をうける場合でも手術中は麻酔で痛みは感じず、手術後も痛み止め使って痛みをおさえることができます。

【費用の違い】

新しい脂肪吸引の方法ほど費用が高い傾向があります。その理由は、最新機種は器械の値段が高い、『最新の方法』と宣伝すれば値段を高く設定しても集客ができるからです。

※※脂肪吸引の方法についてもっと詳しく知りたい方は、脂肪吸引ってどんな手術?手術方法と各手術方法の特徴の違いを読んでみてください。

3-4 切らない脂肪吸引の当院の見解

最近は「切らない脂肪吸引」というのを目にしませんか?ここでは切らない脂肪吸引について当院の見解を述べさせていただきますので参考にしていただければ幸いです。

切らない脂肪吸引とは、器械を使って皮膚の上から脂肪を破壊して部分痩せの効果を出す治療法のことです。メスを使わないので「切らない脂肪吸引」といわれています。

切らない脂肪吸引の治療原理は、脂肪細胞を冷却したり、超音波を作用させて脂肪細胞を破壊します。壊れた脂肪細胞は汗や尿から体外へ排出されて痩せるしくみとなっています。

しかし、切らない脂肪吸引は脂肪を取り除いているわけではありません。よって脂肪吸引とはいえません。『切らない脂肪吸引』はダウンタイムがないので気軽に受けられる治療ですが、脂肪吸引と比べると効果には明らかに大きな差があり、切らない脂肪吸引は数ミリ変わればいいほうというのが現実です。

他のクリニックさんで『切らない脂肪吸引』で十分に効果が期待できると説明されて治療をうけたのに効果を感じることができず、今度こそ効果を実感したいと『切る脂肪吸引』を受けにきている患者さんが多い現状を考えると、当院としては『切らない脂肪吸引』はおすすめできません。

 

4 脂肪吸引後の経過と経過を良くする方法

ここでは、脂肪吸引を受けたあとにどのように治っていくか、そして脂肪吸引後の経過を良くするための方法を説明していきます。

4-1 脂肪吸引後の経過

脂肪吸引は手術をうけてすぐに完成するわけではなく、完成までは何ヶ月も時間がかかります。完成までの期間には色々な症状が出るので、事前にそれを知っておくと適切な手術時期を決めることができたり、心配しなくてもいいことで不安になることを避けることができます。

ここでは、脂肪吸引をうけてから完成の状態になるまでの経過を手術後の経過日数別に流れで説明していきます。以下の表をごらんください。

経過日数  症状
手術当日~1週間  痛みや腫れ、青あざが出る時期。脂肪吸引の効果が感じられず、いつも通りに過ごせない時期でもあるので誰でもストレスを感じる。
 1週間~2週間  痛みや腫れ、青あざが改善してきたのは実感できるが、手術前より細くなったとはまだ思えず、本当に細くなれるのか不安がある時期。
 2週間~3週間  痛みや腫れ、青あざが明らかに改善したのが実感できるようになり、普通に振る舞おうと努力すればなんとか今まで通りの生活が送れるようになってくる。日によってむくみを強く感じる日があったり調子が良い日があったりするが、このままいけば大丈夫と安心できるようになってくる時期。
 3週間~1ヶ月  細くなったことが見た目でわかるようになってくる。脂肪吸引をうけた部分を触ると患部が硬くなっていてつっぱり感がある。
 1ヶ月~2ヶ月  手術前より細くなっていることが明らかに実感できるようになり、患部の硬さとつっぱり感があることにも慣れてくる。手術前と同じように支障なく過ごせるようになってくる。
 2ヶ月~3ヶ月  患部の硬さとつっぱり感が改善してきていることが実感でき、見た目もより自然で細くなったことに満足できるようになってくる時期。脂肪吸引をうけた部分の皮膚に色素沈着ができているのが手術前と違う点くらいで他に気になることはほとんどなくなってくる。
 3ヶ月以降  傷跡も気にならなくなり、残っていた色素沈着も時間とともにうすくなって気になることがない状態になる。脂肪吸引をうけて細くなった新しい自分にも慣れ、完成の状態であることがしっかりわかるようになる時期。

経過には個人差もあるので早く完成する人もいれば、時間がかかる人もいますが、一般的な脂肪吸引の経過は上の表のような感じです。

ここでは、脂肪吸引をうけた後の経過について述べましたが、手術から今と同じ生活ができるようになるまでのダウンタイムについては、脂肪吸引のダウンタイムと術後を楽に過ごすためのコツをご参照下さい。

4-2 脂肪吸引の経過を良くするための方法

ここでは、脂肪吸引の経過を良くするためにできることを紹介していきます。脂肪吸引をうけて治るまでには時間も必要ですが、少しでも早く治していつも通りの生活を送れるようにするため、以下のことを実行してみてください。

“脂肪吸引の経過を良くするためにやるべきこと”

  • 手術後1ヶ月間は圧迫下着を使って24時間圧迫をつづける
  • 痛みは痛み止めを使って積極的にとりのぞく
  • 手術後2週間は水分とたんぱく質補給をしっかり行なう
  • クリニックでアフターケアのトリートメントをうける
  • 腫れや青あざをよくするクリームを使う
  • 脂肪吸引をうけて1ヶ月経過したらマッサージを開始する

参考に、当院で行っている脂肪吸引後の圧迫下着をつけている状態の画像を紹介します。

二の腕P1410237

お腹・ウエスト04121301537-ZS

太もも・お尻P1300807

ふくらはぎP1410244

当院で行なっている脂肪吸引のアフターケアのトリートメントで使っている高周波温熱治療器がこちらです。

P1410260

腫れや青あざをよくするクリームの画像はこちらです。

P1410259

※※脂肪吸引の経過を良くする方法についてもっと詳しく知りたい方は、【脂肪吸引の経過】完成までの経過一覧と経過を良くする方法をお読みになってみて下さい。

5 ライフスタイル別 脂肪吸引をうけるタイミング

ここでは、脂肪吸引をうけることになった場合に、ライフスタイル別にみた脂肪吸引をうけるタイミングについて説明していきます。どのくらい仕事を休めばいいか、手術をうける時期を決める時の参考にして下さい。

 

【運動の習慣がある人】

運動の習慣がある人が脂肪吸引を受ける時は、脂肪吸引後1ヶ月間は運動を休んだ方がいいと思います。その理由は、顔と背中の脂肪吸引を除いて手術後1ヶ月間は圧迫下着を使って脂肪吸引を受けた部分を圧迫する必要があるからです。

脂肪吸引後は安静にする必要はないので、運動が禁止されているわけではありません。しかし、運動が今までと同じようにできるレベルになるには手術から1ヶ月くらいはかかると考えておく方が無難です。

【制服を着ておこなう仕事の人】

顔と背中の脂肪吸引をのぞいて、脂肪吸引後1ヶ月間は圧迫下着を着用して患部を圧迫する必要があります。そのため、二の腕や下半身の脂肪吸引を受けると圧迫下着が制服から見えてしまうことになります。

制服から圧迫下着が見えても職場で問題がないのであれば手術日を含めて3日間の休み(シャワーに入れるまでの3日間)があれば大丈夫ですが、それが難しい場合は仕事を1ヶ月間休む必要があるかもしれません。

しかし実際には1ヶ月も仕事を休める人はいないでしょうから、二の腕の脂肪吸引の場合は長袖の時期に手術を受ける、太ももやふくらはぎの脂肪吸引なら『足がむくんでつらいので専用のタイツをはいている』などの理由を考えておくほうがいいでしょう。

【よく動き回る仕事の人(外回り営業など)】

行動量が多い日常生活を送っている方の場合、ダウンタイムがつらい傾向があります。脂肪吸引後は安静に過ごす必要はありませんが、術後の体のだるさが残っている期間にいつも通りに仕事をするのはよほどの覚悟がないとできないと考えておくべきです。

脂肪吸引後は手術日を含めて3日間はシャワーを浴びることができない(顔の脂肪吸引をのぞく)ので、3日間は休みがあったほうが安心ですが、行動量が多い生活を送っている人は1週間の休みが必要になると思います。

したがって、有給休暇をとる、大型連休の時期に手術をうけるなど、手術を受ける時期を前もってよく検討しておく必要があります。特に大型連休は手術を希望する人が多いので、連休の直前の申し込みでは予約が取れない可能性もあります。希望日が決まっているなら早めにカウンセリングを受けに行くことをおすすめします。

【接客業の人】

脂肪吸引後は痛みや腫れ、むくみによりいつも通りにテキパキと体を動かすのが難しい時期が1週間ほどはあります。特にお腹や太ももの脂肪吸引後は1週間経ってもいつも通りに動けるわけではありませんが、いくらでも休みがもらえるという人は少ないのではないでしょうか?

また、脂肪吸引後は安静に過ごすよりもできる限り普通に動いたほうが治りも早くなるので1週間の休みを取って脂肪吸引をうけ、そのあとはいつも通りとはいかないながらも頑張って復帰しているという方が多いです。

【力を使う仕事の人】

力を使う仕事をしている方は、ダウンタイムがつらい傾向があります。力を使わない生活であれば、通常の生活を送れるようになるまでは10日間でなんとかなると思います。

しかし、仕事が力仕事という場合は10日の休みでもかなりつらいと思われます。顔と背中の脂肪吸引以外はできれば2週間の休みをとっておくほうが安心です。

2週間の休みをとるには、大型連休と有給休暇を組み合わせる、退職予定があるなら退職後から次の職場の勤務が始まる前までの期間を利用するなど、手術日がかなり限られることになります。したがって、手術希望日が決まったらすぐにカウンセリングを受けに行くようにしてください。

【デスクワーク(制服なし)】

デスクワークで制服がないという方の場合、仕事特有のダウンタイムは特にありません。シャワーに入れるようになる3日目までは休みを取って、あとはしんどいながらも頑張って通勤してもよいと思いますし、実際多くの患者さんがそのようにされています。

仕事中は椅子に座っているのでつらくないことが多いですが、考えておいた方がいいのは通勤時です。満員電車に揺られて通勤をしている、自宅から駅までは自転車を利用しているという場合、いつも通りに動けない可能性を考えて、出勤時間をいつもより早めるなどの工夫が必要です。

【旅行などのイベントを控えている人】

旅行やその他イベントの予定がある人の場合、できれば手術を受けるのはイベントが終わってからにしたほうがいいです。脂肪吸引後は安静に過ごすよりもいつも通りに動いた方がいいのですが、実際にはいつも通りには動けないものです。

取れる休みの関係でどうしてもイベント前に脂肪吸引を受けるしかないという場合は、思っていたよりダウンタイムがつらい場合はイベント参加のキャンセル、延期もありうることを前もって知っておくほうがいいでしょう。

【学生さん】

学生さんが脂肪吸引を受ける場合、長期休暇の時期に手術を受けるのがおすすめです。または、出席に厳しくない学校なら思っていたよりダウンタイムがつらい場合は学校を休むというのも一つの手です。欠席できない実習がある時や試験勉強に取り組むべき時期は手術を受けるのは避ける方が安心です。

【まわりに黙って脂肪吸引を受けようとしている人】

同居の家族がいる、交際中の人がいるという場合では顔が腫れていると心配されるでしょうし、その他の部分は圧迫下着をずっとつけたままで1ヶ月間を過ごすので、周りから見ればとても不自然にうつると思います。

そこで、顔なら『歯を抜いて腫れている』、二の腕なら『ころんで青あざができたから青あざが早く治る下着をつけている』、お腹なら『腰痛がひどいのでコルセットで固定している』、下半身なら『むくみがひどいから予防用のストッキングをはいている』など、嘘をつくのは良心が痛みますが言い訳をして乗り切るしかありません。

6 脂肪吸引のリスク

ここでは、脂肪吸引のリスクについて説明していきます。脂肪吸引をうけるのであれば、リスクについてもきちんと知っておくべきです。

リスクの中には、真実ではない誤解されているリスクから手術をうければ普通は起こるリスクまで様々なリスクがあります。誤解されているリスクもおさえておいて、脂肪吸引のリスク全27項目をチェックしましょう。

そして、脂肪吸引をうけて死亡する可能性についても説明していきたいと思います。

6-1 誤解されているリスク(確率 ほぼ0%)

イメージで脂肪吸引のリスクと思われているのがこの5項目です。 事実でないことを心配して不安になる必要はありません。 誤解されているリスクもおさえておいて、脂肪吸引のリスク全27項目に読み進んでいきましょう。

誤解されているリスク

  • 後遺症が残る
  • 年をとってから形がくずれる
  • 脂肪吸引を受けても元に戻るので無意味
  • 他の部分が太りやすくなる
  • 成功率がすごく低い

 

6-2 知っておくだけでいいリスク(確率 0.01%)

おきる可能性が10000分の1未満のリスクです。 普通はおきないと考えていいのですが、脂肪吸引をうけるなら知っておくべきリスクです。

知っておくだけでいいリスク

  • 細菌が入りこんで化膿する
  • お腹の脂肪吸引で内臓損傷がおきる
  • 麻酔が原因で命に危険がおよぶ
  • 皮膚がくさって痕がのこる
  • 血のかたまりが血管につまる
  • 脂肪のつぶが血管につまる

6-3 めったに起きないリスク(確率1%以下)

この6項目は、前もって担当医としっかり話し合い、治療についての正しい知識をもってから 脂肪吸引を受ければ避けられるリスクです。 反対に言うと、正しい知識をもたず、医師に任せきりで脂肪吸引を受けると起きるリスクは高くなります。

めったに起きないリスク

  • 脂肪の取り残しで細さを感じられない
  • 脂肪を取り過ぎて形がおかしくなる
  • 皮膚がぼこぼこになる
  • 左右差ができる
  • たるんでしまう
  • 結果に満足できない

6-4 時々おきる可能性があるリスク(確率3%以下)

この8項目は、おきる可能性は高くありませんが、もし起きたとしても正しい対処をすれば そのあとの経過や仕上がりには問題はありません。

時々おきる可能性があるリスク

  • 熱が出る
  • 貧血になる
  • 吐き気が出る
  • だるさを感じる
  • 皮膚の色が黒ずむ
  • しびれが出る
  • 青あざと腫れが治るのが長引く
  • 体液がたまって通院回数が多くなる

6-5 必ず起きると思っておくべきリスク(確率80%以上)

この7項目は、脂肪吸引をうける人みんなが経験することなので、リスクではなく経過ともいえます。

必ず起きると思っておくべきリスク

  • 痛みが出る
  • 腫れる
  • 内出血、青あざが出る
  • むくむ
  • 傷跡が残る
  • つっぱり感が出る
  • 動きにくい

※※脂肪吸引のリスク27項目について、さらに詳しくお知りになりたい方は、うける前に必ず確認!脂肪吸引のリスク全27項目と対策に各項目について詳しい説明がありますのでご参照下さい。

6-6 脂肪吸引で死亡する可能性について

ここでは、脂肪吸引をうけて自分が死亡事故にあう可能性について説明します。世界的に見れば脂肪吸引の死亡例の報告もありますのでゼロとは言いません。しかし実際には、死亡事故が起きる可能性は極めて低い手術といえます。

脂肪吸引は美容目的の手術ですから、美容外科で死亡事故の報道があると話題性のある記事としてマスコミに大きく取り上げられます。だから脂肪吸引の死亡事故のニュースをみかけるとすごく目立つのです。

脂肪吸引は命をかけて一か八かで受けなければいけない手術ではなく、通常は安全にうけられる治療です。そして脂肪吸引は世界で人気のある美容外科の治療メニューのひとつでもあります。

もしも脂肪吸引が危険性の高い手術なら、世界中でこれほど多くの人が脂肪吸引を受けるはずがありません。本当に危険な手術なら、受けるべきではない危ない治療とみなされて受ける人がいなくなり、手術を行う施設もなくなっていくはずです。

医療には必ずリスクがあります。それは、盲腸の手術であっても歯の治療であっても同じです。脂肪吸引の手術だけを過剰におそれる必要はありません。

7 脂肪吸引の費用

ここでは、脂肪吸引の費用について説明していきます。治療費はクリニックによって差があることから、部分別の費用の相場を紹介し、クリニックによって費用に差がある理由についても説明していきます。

7-1 脂肪吸引の値段相場

脂肪吸引の値段はクリニックによって差があります。その理由は、治療費はクリニックが自由に決めていいことになっているからです。

脂肪吸引の値段の最安値と最高値、そして平均価格を紹介します。表では、全国展開している大手クリニック5院、個人クリニック15院、全20院の値段を調査しました。(2015年10月現在)

脂肪吸引の部分 最安値 最高値 平均価格
77,998円 407,992円 221.893円
あごの下 77,998円 326,830円 200,314円
二の腕 61,560円 673,110円 332,845円
背中 85,320円 592,920円 365,217円
お腹全体 156,600円 1,283,980円 678,216円
ウエスト 85,320円 427,993円 284,621円
太もも全体 259,200円 1,511,080円 668,289円
お尻 85,320円 579,982円 372,584円
ふくらはぎ 61,560円 671,890円 365,258円

この表を見ると、最安値と最高値の料金幅がすごく大きいことがわかります。ここまで料金幅が大きいと、値段相場はあってないようなもの。そんな風に思いませんでしたか?

どうしてこんなに値段の差があるのか?次の項では脂肪吸引の値段がクリニックによって違う理由について説明していきます。

7-2 手術費用がクリニックによって違う5つの理由

【吸引範囲に違いがある】

同じ部分の脂肪吸引でもクリニックによって吸引範囲の決め方に違いがあり、吸引範囲の違いが値段の差の要因になっています。

たとえば太もも全体の脂肪吸引の場合、ひざの上やひざの内側も太もも全体の吸引範囲に含めているクリニックと追加料金がかかるクリニックがあります。

吸引範囲が広くなると、手術にかかる時間や使う薬の量も多くなるので、吸引範囲を広く設定しているクリニックのほうが吸引範囲が狭いクリニックより値段が高い傾向があります。

カウンセリングを受けた時には、どこからどこまでが吸引範囲か、自分が気になっている部分が吸引範囲に含まれるかを診察をうけて確認しておきましょう。

【麻酔方法に違いがある】

麻酔方法はクリニックによってちがうので、麻酔方法の違いが値段の差が出る要因になっています。脂肪吸引で行う麻酔方法には以下の3つがあります。

  • 局所麻酔(おきている)

局所麻酔だけで受ける脂肪吸引の場合、材料費が局所麻酔薬だけで安くすむので、値段がもっとも安い傾向があります。そのかわり麻酔注射の痛みは我慢する必要があります。

  • 局所麻酔+静脈麻酔(眠る作用のある薬を使う)

局所麻酔と静脈麻酔をつかって脂肪吸引を受けると、局所麻酔だけで受ける脂肪吸引より値段が高くなる傾向があります。その理由は、患者さんが退院するまでクリニックには安全管理が求められるので、管理のための人件費や材料費などの経費がかかるからです。

  • 全身麻酔(完全に眠っている)

全身麻酔で脂肪吸引を受ける場合の値段が一番高くなります。その理由は、全身麻酔を安全に行なうには総合病院並みの設備が必要になることや、全身麻酔は麻酔科医が担当しなければならないので医師の人件費が追加でかかるからです。

患者さんの体質や希望によって適している麻酔方法は違いますので、自分にあった麻酔方法をカウンセリングの時に医師と相談して決めるようにしましょう。

【サポート費用の内容に違いがある】

 治療費に含まれている内容の違いが値段の差が出る要因となっています。仕上がりまですべての費用がはじめに払うお金に含まれているクリニックと、あとで追加で必要になった治療については費用がかかるクリニックでは、すべて込みのクリニックのほうが値段が高くなります。

中には保証制度を準備しているクリニックもあり、充実したサービスを提供するクリニックほど値段が高くなる傾向があります。

トラブルを避けるためにも、カウンセリングの時にあとで必要になるお金はないか、治療費にはどこまでのサポートが含まれているかをはじめに確認しておきましょう。

【カウンセリングの質に違いがある】

 カウンセリングの質の高さが値段の差の要因になっています。一人の患者さんに丁寧に時間をかけてカウンセリングを行う方針のクリニックと、1日にたくさんの患者さんをベルトコンベア式にさばいていく方針のクリニックでは、丁寧なカウンセリングを行うクリニックのほうが値段が高い傾向があります。

質の高いカウンセリングを受けるということは質の高い脂肪吸引を受けるということになるので、そのぶん値段も高くなるというわけです。

質の高いカウンセリングを希望するなら、カウンセリング予約の電話のときにカウンセリング担当者は誰か(医師?、女性カウンセラー?)、カウンセリング時間はどのくらいとってもらえるか?(治療内容の説明時間をどのくらいとってもらえるかが重要)を確認しておくといいでしょう。

 【治療原価に違いがある】

 患者さんの治療1件あたりのクリニックにかかる経費の違いが値段に差が出る要因になっています。1件の手術を担当するためにクリニックにかかる経費(治療原価)が高いクリニックほど脂肪吸引の値段も高くなる傾向があります。そこで、治療原価の条件を以下にあげてみました。参考にしてください。

  • 広告宣伝費用をたくさん使っていると高くなる
  • 駅近などの好立地にあると高額な家賃を払っているから高くなる
  • クリニック内装にお金をかけていると高くなる
  • 手術室設備、環境を充実させると維持費がかかるので高くなる
  • 設備投資(高額な手術器具など)をしていると高くなる
    など

8 脂肪吸引をうける時の医師の選び方

脂肪吸引をうける時にどの医師を選ぶかは非常に重要です。ここでは、医師選びをする時の基準とネットで調べたりカウンセリングに行った時の医師選びのコツと注意点について説明していきます。

8-1 選ぶべき医師の基準

選ぶべき医師の基準

  • 脂肪吸引の高い技術力とセンスをもっている医師
  • 患者の立場になって治療計画を立ててくれる医師
  • 患者の気持ちを理解して寄りそってくれる医師

では各項目をもっと掘り下げて考えていきましょう。

【脂肪吸引の高い技術力とセンスをもっている医師】

実は脂肪吸引の手術は特別な才能が必要な難易度の高い手術というわけではありません。にもかかわらず、医師によって治療結果には差が出ています。その理由は、経験の浅い医師でもそれなりの結果を出せる反面、高品質な結果を出すには高い技術力が必要だからです。

ここで、美容外科医が脂肪吸引の技術を身につけていく過程を以下に紹介します。脂肪吸引では手術そのものの技術力と、患者さんの状態を把握して治療を進めていく判断力が求められます。

症例数 技術力と判断力の成長のしかた
1~50例まで 指導医からマンツーマンで指導を受ける。手術のほとんどは指導医が行なっているのでまだ執刀医とはいえない
51~100例まで ひとりで手術をするようになるが、手術終了前に指導医のチェックを受ける。その際、必要に応じて指導医が修正手術を行なうこともある。経験が少ないため、良い結果は期待できないが手術終了前に指導医のチェックがあるので大きな失敗はおきにくい。
101~200例まで ひとりで手術を担当するようになり、指導医のチェックもなくなる。技術力がまだ低いという自覚があるため、手術の最大目標は失敗しないこと。そのため、高品質な結果はあまり期待できない。そのかわり大きな失敗を起こす可能性も低いといえる。
201~300例まで 自分ひとりで脂肪吸引を行なうことに慣れてくる時期。患者の中には結果に満足してリピーターになる人も出てくるので、自分の技術に自信をもてるようになってくる。しかし、再手術や難しい症例に対応できる技術力はまだない。実力以上の症例に気づかずに手術を担当してしまった場合、失敗が起こる可能性がある
301~499例まで ほとんどのケースに対応できる技術力が身についてくる。患者の要望に応えようとするあまり無理な手術に踏み切ってしまい、重大な失敗をおかす可能性がある。良い結果を出す技術はあるが、手術中の判断力がやや不足しているため、大きい失敗も引き起こしてしまうリスクをもつ一面がある
500例以上 大きい成功体験、大きい失敗体験の両方をしてきているので、成功するにはどのようにしなければいけないか、失敗を避けるにはどのようにしてはいけないかがわかるようになっている。技術力、判断力ともに1人前といえる。失敗はまず起こさない。

高い技術力を身につけるには500例以上の経験が医師に必要であることをご理解いただけたと思います。しかし、技術力だけでは質の高い脂肪吸引を行なうことはできません。良い結果をもたらすには技術力とともに高いセンスも医師は持ち合わせている必要があります。

高いセンスを持つ医師とは、患者さんが求めている『美しさ』を理解できるセンスを持つ医師といえるのではないでしょうか。

医師のセンスの確認には症例写真が役立ちます。症例写真を見てあなたがキレイと感じることができたら、その医師はあなたに合ったセンスを持ち合わせていると考えてよいと思います。

【患者の立場になって治療計画を立ててくれる医師】

脂肪吸引の結果は手術だけで決まるわけではありません。結果を良くするためには手術後に正しいケアを行なうことも重要です。患者さんによって手術前の状態には個人差があり、ライフスタイルも様々であることを考えると、患者さんの立場になって治療計画を立てて提案してくれる医師をえらぶ必要があると言えるのではないでしょうか?

【患者の気持ちを理解して寄りそってくれる医師】

患者さんに大きな利益をもたらしてくれる医師なら、高い技術力や適切な治療計画の提案だけでなく、精神的にも高い満足感を感じさせてくれるのではないでしょうか?そのような医師は患者の気持ちを理解して治療計画を提案してくれるはずです。

8-2 ネットで医師えらびをする時のコツと注意点

ここではカウンセリングに行く前にネットで医師選びをするときの注意点について説明していきます。

【ネットで医師えらびをするときのポイント】

  1. 検討している医師が担当した症例写真をチェック
  2. 検討している医師の美容外科医歴をチェック
  3. ネットでの口コミは参考程度に考える

①検討している医師が担当した症例写真をチェック

ネットで医師えらびをするときは、検討している医師の症例写真をチェックしましょう。クリニックのホームページやブログを見ると、脂肪吸引の症例写真が紹介されています。症例写真を見ることで以下のことがわかるようになります。

脂肪吸引の症例写真を見てわかること

  • 担当医の脂肪吸引のセンス
  • 担当医の脂肪吸引の技術力

 

【担当医の脂肪吸引のセンス】

脂肪吸引の症例写真を見ると、医師の脂肪吸引のセンスを知ることができます。標準的な脂肪吸引の技術力をもつ医師であれば誰でも今より細くすることができます。

しかし、『今より細くなる』=『今よりキレイになる』というわけでもないのが脂肪吸引です。キレイに細くするにはデザインをきちんと考えてしっかり脂肪を取らなければいけません。

それが形になってあらわれたのが症例写真です。クリニックの宣伝用の症例写真は技術力とセンスをアピールするために一番良い写真が使われているはずです。

症例写真を見て『これはいい!』と感じたら、その医師のセンスはあなたに合っていてあなたにとって良い医師である可能性が高いといえます。たくさんの症例写真が紹介されていても良くないと感じた場合はその医師の手術を受けても満足できない可能性が高いと予想されます。

症例写真を見る時は、検討している医師の症例写真を見ることが大切です。大きいクリニックの場合、複数の医師が担当した症例写真が紹介されています。自分が検討している医師の症例写真で判断するようにして下さい。

【担当医の脂肪吸引の技術力】

脂肪吸引の症例写真を見ることで医師の技術力を知ることができます。症例写真を見ていると、細くなっているけれどよく見ると凹凸ができていたり、形がいびつになっていることに気付くことがあります。または、脂肪吸引前後の写真を比べてもそれほど変わっていないこともあります。

これから脂肪吸引を検討している人に見てもらうための症例写真は医師の技術力が精一杯アピールされたものが選ばれています。選抜された症例写真がうまくできていないということはその医師に技術力があるとはいえません。

そして症例写真を見る時は、ビフォーアフターが同じ条件で撮影されているかを確認して下さい。ビフォーは近い距離から撮影、アフターは離れたところから撮影というのでは参考になりません。また、ライトの当て具合で肌がきれいに写ることもあるので写真の撮影条件が手術前と手術後が同じでなければ判断材料として意味がありません。

②検討している医師の経歴をチェック

ネットで医師えらびをするときは、検討している医師の経歴をチェックしましょう。経歴を見る時のポイントを以下に示します。

美容外科医の経歴を見る時のポイント

  • 美容外科医になって何年経っているか
  • クリニックでの在籍年数
  • もっている資格はあまり参考にならない

【美容外科医になって何年経っているか】

医師の経歴を見る時は美容外科医になって5年以上経っているかをチェックしましょう。美容外科医になるには医大を卒業してすぐに美容外科医になっている人のほうが少なく、外科系の他の科ではたらいたあとに美容外科医になっている人が多いのです。

そのため、医師になってからの年数は長いけれど、美容外科医としての経験はまだ少ないという場合があります。美容外科医になってからの年数が長いからといってセンスや技術が優れているとは限りませんが、患者さんに満足してもらえる治療を行なうには経験も必要です。

【クリニックでの在籍年数】

医師の経歴を見る時は同じクリニックに3年以上在籍しているかをチェックすることをおすすめします。

同じクリニックに長く勤務しているということはそれだけクリニックにとって重要な人材とみなされていることですから良い医師である可能性があると判断できます。しかし、売上をあげるのが上手だから重要な人材と考えられている場合もあるので注意が必要です。

医師によっては、美容外科医歴は長いけれどクリニックを転々としている医師もいます。そのような医師は自分のことが一番大事で担当した患者さんのことはあまり大切には考えていないという見方もできるかもしれません。

【もっている資格はあまり参考にならない】

医師の経歴を見る時に、医師がもっている資格はあまり参考になりません。良い治療を受けるために担当医に必要な能力は、技術力とセンス、患者にあった治療計画を立てる力、そして患者を理解して寄り添うことのできる心です。

医学博士をもっている、専門医をもっている、クリニックの技術指導医である。これらはどれも勉強すれば手に入れられるものです。患者さんに良い医療を提供できることと関係はありませんから、もっている資格はあまり参考になりません。

 

③ネットでの口コミは参考程度に考える

ネットでクリニックや医師の評判を見たこともある人がおられると思います。ネットの口コミが役に立つ場合もありますが、あてにならない情報も多いので、ネットの口コミは参考程度に考えるようにしてください。

手術をうけた人は自分の体験を公表しない人のほうが多いため、美容外科の評判は口コミでは広がりにくい傾向があります。そのため、名医ランキングなどのサイトを作ってクリニックや医師の宣伝を請け負う業者さんが存在します。『脂肪吸引 名医』などのキーワードで検索して上位に表示されるサイトのほとんどが宣伝サイトです。

ホームページを作るにはお金がかかるわけですから親切心でサイトが運営されているわけではなく、クリニックから広告費を徴収してサイトを運営し、よりたくさんのお金を払ってくれたクリニックをランキング上位に表示しています

つまり、名医ランキングの上位に表示されるために必要なのは技術力ではなく資金力ということになります。脂肪吸引の技術力とクリニックの資金力は何の関係もありません。

名医ランキングなどの情報サイトの他には、脂肪吸引をうけた人のブログや掲示板による口コミがあります。実際の体験者による情報なので信憑性が高いと判断できますが、場合によってはクリニックが“作った情報”である可能性も否定できません。

インターネットの情報は匿名で誰でも自由に発信できますので、その情報が正しいか、真実であるかは情報を受け取る側に見抜く力が要求されます。最終的には実際にクリニックに足を運んで医師と面談をして確認するしかありません。ネットの口コミは参考程度に考えるようにしましょう。

 

ネットで医師えらびをする時のコツと注意点まとめ

  • 症例写真を見て担当医の技術力とセンスがある医師を候補にする
  • 医師の経歴を見て経験と責任感がありそうな医師を候補にする
  • 博士号や専門医などの資格は参考にする必要はない
  • ネットの口コミは参考程度に考える

 

8-3 カウンセリングに行った時の医師えらびのコツと注意点

ネットで医師えらびをしてカウンセリングを受けたい医師が決まったら、実際にクリニックに足を運んでカウンセリングを受けましょう。カウンセリングのチェックポイントは以下の通りです。

【カウンセリングでのチェックポイント】

  1. 話してみて自分と合うかどうか(フィーリング)
  2. 治療計画を決めるためのヒアリングがあったか(献身性)
  3. 説明がわかりやすく納得できたかどうか(納得感)
  4. 不安が解消して安心できたかどうか(安心感)

 ①話してみて自分と合うかどうか(フィーリング)

医師を選ぶ時は、医師と話してみて自分とフィーリングが合うかどうかを確認してください。いくら優れた技術力を持っていても、フィーリングが合わなければその医師に手術を任せるべきではありません。

自分とフィーリングがあう医師というのは話していて『うんうん』『わかるわかる』と思わせてくれますし、自分とフィーリングの合う医師だからこそ、相手の言っていることをすんなり受け入れることができるのです。

自分に合う医師の治療をうけると、手術前から完成の時まで安心して過ごすことができます。その結果、脂肪吸引を受けたことの満足感が高くなります。

②治療計画を決めるためのヒアリングがあったか(献身性)

医師を選ぶ時は、脂肪吸引の治療計画を決めるために医師から職業やライフスタイルなどについての質問があったかどうかを確認してください。質問なしに治療の提案をしてくる医師には手術を任せるべきではありません。

ヒアリングによって立てるべき計画の内容が決まってきます。クリニック側の都合で医師が治療プランを決めるのは脂肪吸引を売りつけているのと同じです。そのような治療をうけても満足することはありません。

カウンセリングでまずはじめに医師が行なうべきことは患者さんがどのような治療を求めているかを把握することです。だからはじめは患者さんのことを知るために質問から始まるはずです。患者さんに喜んでもらいたいと考えている医師は患者さんのことを理解しようとよく話を聞いてくれるものです。

③説明がわかりやすく納得できたかどうか(納得感)

医師を選ぶ時は、カウンセリングで質問をした時の医師からの説明がわかりやすく、内容に自分自身が納得できたかどうかを確認して下さい。患者さんに喜んで欲しいと心から思っている医師は手術だけでなく、初対面のカウンセリングのときから一生懸命に話してくれるものです。

そして、信頼できる医師は専門用語を使って説明したりはしません。具体的な例をあげて説明するなど、患者さんがわかるように話してくれます。医師の説明がわかりにくかった場合はその医師は選ばないようにしてください。

④不安が解消して安心できたかどうか(安心感)

医師を選ぶ時は、不安に思っていたことが解消して安心できたかどうかを確認して下さい。実際には、いくら医師から説明を受けても手術が終わって落ち着くまでは色々と不安な気持ちになるものだと思います。

頼りにできる医師は目の前の患者さんが心配していることはなにか?を推測して患者さんから言わなくても医師のほうから安心できる説明をしてくれるものです。

皆さんが探しているのは安心して任せられる医師なのですから、医師からのヒアリングに答えたあとは医師のほうからどんどん説明してくれて、でも一方的な感じでもなく、話していると不安がきえていくのがわかるという感じの医師を選ぶようにしてください。

カウンセリングで医師えらびをする時のコツと注意点まとめ

  • 自分とフィーリングの合う医師を選ぶ
  • 自分のことを理解するために質問をしてくれる医師を選ぶ
  • 説明がわかりやすく説得ではなく納得させてくれる医師を選ぶ
  • 話していて安心できる医師を選ぶ

まとめ

脂肪吸引をうけるなら必ず知っておいたほうがいい情報を紹介させていただきました。

脂肪吸引がうけられる美容外科クリニックは日本中にたくさんありますが、治療名が同じでも行なわれている治療内容にはクリニックや医師によって差があります。

広告では『痛くない』、『腫れない』、『切らない』、『安い』など魅力的な宣伝文句をよく目にします。しかし、気軽にうけられて効果絶大、しかも安いという、夢のような脂肪吸引は残念ながらありません。

脂肪吸引は美容外科の治療の中でも高額ですし、リスクもゼロではありませんが、正しい知識をもってあなたに合う医師に出会うことができれば、結果に満足できる可能性が高い治療でもあります。よい医師に出会って満足の脂肪吸引をうけてください。

カテゴリー 脂肪吸引

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