脂肪吸引ってどんな手術?手術方法と各手術方法の特徴の違い

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脂肪吸引がどのように行われているか、知りたいと思いませんか?それに、脂肪吸引のことを検索すると色々な方法が出てきますよね。方法が違うと何が違うのか、どの方法を選んだらいいのか分かりませんよね?

ここでは脂肪吸引の手順を解説し、色々な脂肪吸引の方法の特徴と違いを紹介していきます。これを読むと、脂肪吸引がどのように行われているかわかるようになり、方法の違いで効果や痛みや腫れには差がないことがわかるようになります。

脂肪吸引の方法にこだわる必要がないことがわかると、脂肪吸引を受けるときに正しい選択ができるようになり、どのような脂肪吸引をうければいいかが明確になります。ぜひ参考にして下さい。

1 通常の脂肪吸引の手術方法(マニュアル法)

まずは通常の脂肪吸引の手術がどのように行われているかを写真を使って説明していきます。今回は二の腕を例に説明していきます。

1 皮膚を切開する部分にマーキングをします。切開する部分は傷が治った時に目立ちにくい場所を選びます。二の腕の場合はひじです。

二の腕マーキング
その他の部位の皮膚の切開場所

お腹:ビキニラインの近くに左右1ヶ所ずつ、おへその中
ウエスト:腰に左右1ヶ所ずつ
太もも:足の付け根左右1ヶ所、お尻と太ももの境界部分に左右1ヶ所
お尻:お尻と太ももの境界部分に左右1ヶ所
ふくらはぎ:足首とひざ裏に左右1ヶ所ずつ

切開部分は医師によって違いがあるので、カウンセリングのときに担当医に確認しておくようにしましょう。

2 局所麻酔の注射を行ないます。

二の腕局麻

 

3 皮膚を数ミリ切開します。

二の腕切開

 

4 脂肪層にチューメセント液を注入します。チューメセント液とは、血管収縮剤や局所麻酔薬、生理食塩水が混合された薬液です。チューメセント液を注入すると脂肪層がふやけて柔らかくなり、脂肪吸引しやすい状態になります。

二の腕チューメセント

 

5 カニューレ(吸引管)を使って脂肪を吸引していきます。

二の腕吸引
動画での吸引風景はこちら↓

https://www.youtube.com/watch?v=5Z0rHhfRF9M

 

6 傷口を縫合して脂肪吸引は終了です。

傷口の縫合の動画はふくらはぎです。

https://www.youtube.com/watch?v=ZXFcBgXr_f0

手術時間はクリニックによって違いますが、以下を参考にしてください。

二の腕 30分から60分
ふくらはぎ 30分から60分
お腹・ウエスト 1時間から2時間
太もも・お尻 2時間から3時間

2 マニュアル法以外の脂肪吸引の方法

ここでは、マニュアル法以外の脂肪吸引の特徴を紹介します。原理はマニュアル法と同じです。違いは通常の脂肪吸引と使用しているカニューレ(吸引管)に工夫がされていたり、チューメセント液注入後に脂肪層にさらに下処理をしているという点です。

 2-1 ライポマティック

カニューレ(吸引管)が工夫されている方法です。高空気圧を利用してカニューレ(吸引管)の先端を振動させて脂肪を吸引します。現時点(2015年)では最新の方法と言われています。

2-2 ベイザー

チューメセント液注入後に脂肪層をさらに柔らかくして脂肪を吸引しやすくする方法です。「ベイザー波」という特殊な超音波の高周波振動を脂肪層に作用させると脂肪が柔らかい状態になり、脂肪が吸引しやすくなると言われています。

2-3 ウルトラゼット

ウルトラゼットとは韓国発のベイザーの後発品のことです。ベイザー、ウルトラゼットともに超音波作用時に組織内で熱が発生しますが、ベイザーより出力が低いためやけどが起きるリスクがベイザーより低いといわれています。

2-4 ボディジェット

カニューレ(吸引管)の先からジェット水流を散布しながら脂肪を吸引する方法です。局所麻酔液を散布しながら同時に脂肪を吸引していくので体への負担が少ないといわれています。

2-5 エルコニアレーザー

皮膚の上からレーザーを照射し、脂肪を柔らかくしてから脂肪を吸引する方法です。

2-6 PAL

高速振動するカニューレ(吸引管)を使って脂肪吸引を行う方法です。術者の肉体的負担が軽くなるといわれており、「パワーアシスト脂肪吸引」と呼ばれています。

2-7 シリンジ法

注射器の陰圧(内部の圧力が外部より低くなっている状態)を利用して脂肪吸引をする方法です。体への負担は少ないですが、大量の脂肪を吸引するには不向きと言われています。

3 マニュアル法とマニュアル法以外の方法の違い

ここでは、脂肪吸引の方法の違いによって効果、痛みや腫れがおさまるまでの期間、費用に差が出るのかどうかについて解説していきます。

3-1 効果の違い

脂肪吸引の方法の違いで治療効果に差が出ることはありません。脂肪吸引は医師の技量によって結果が決まるからです。ここで、マニュアル法とベイザー脂肪吸引の手術前・手術後の写真をご覧ください。

・ベイザー脂肪吸引の手術前・手術後の写真(引用元:care well medical centre)

liposuction-1・マニュアル法の手術前・手術後の写真

お腹

一例ですが、どちらの方法でもきちんと効果が出ているのが分かると思います。脂肪吸引は「余分な脂肪を吸引する」という治療法なので、医師が丁寧に余分な脂肪を吸引することで良い結果が出ます。どの方法で治療をうける場合でも医師に技量がなければ良い結果は期待できません。

したがって、脂肪吸引の方法にこだわるよりも技量を持つ医師に治療を依頼することにこだわったほうが高い効果が得られると言えるでしょう。

3-2 痛みや腫れがおさまるまでの期間の差

脂肪吸引の方法の違いで痛みや腫れがおさまるまでの期間に差が出ることは実際にはありません。マニュアル法以外の方法では、カニューレに工夫がされていたり、脂肪吸引をやりやすくするための下処理がされているので、理論上は痛みや腫れが軽くなる可能性はあるかもしれません。

しかし、どの方法の脂肪吸引をうける場合でも手術中は麻酔で痛みは感じず、手術後も痛み止め使って痛みをおさえることができます。

腫れをおさえるために一番大切なことは患部の圧迫です。どの方法で脂肪吸引をうける場合でも術後は患部を圧迫し、腫れやむくみが出るのを最小限におさえているので、ケアをしっかりしていれば脂肪吸引の方法をどれで行うかは関係ありません。

したがって、どの方法で脂肪吸引をうけるかより、どのようなケアによる治療計画であるかを重視したほうがダウンタイムを軽くすることができます。

3-3 費用の違い

新しい脂肪吸引の方法ほど費用が高い傾向があります。その理由は、最新機種は器械の値段も高いことが多く、治療原価が高くなるからです。

2015年6月現在、ライポマティック>ベイザー>ウルトラゼット>ボディジェット>エルコニアレーザー>PAL>シリンジ法の順に費用は高い傾向があります。

4 切らない脂肪吸引の特徴と効果

最近は「切らない脂肪吸引」というのを目にしませんか?ここまでは脂肪吸引のことを説明してきましたが、ここでは切らない脂肪吸引について説明してみたいと思います。

切らない脂肪吸引とは、器械を使って皮膚の上から脂肪を破壊して部分痩せの効果を出す治療法のことです。メスを使わないので「切らない脂肪吸引」といわれています。

切らない脂肪吸引の治療原理は、脂肪細胞を冷却したり、超音波を作用させて脂肪細胞を破壊します。壊れた脂肪細胞は汗や尿から体外へ排出されて痩せるしくみとなっています。

しかし、切らない脂肪吸引は脂肪を取り除いているわけではありません。よって脂肪吸引ではありません。

ダウンタイムがないので気軽に受けられる治療ですが、脂肪吸引と比べると効果には明らかに大きな差があり、切らない脂肪吸引では数ミリ変わればいいほうというのが現実です。

5 まとめ

脂肪吸引にはいろいろな方法があるように思われていますが、治療の原理はどれも同じです。実際には方法の違いによって効果や痛み、腫れが引くまでの期間に差はありません。費用は最新の方法ほど高い傾向にあります。

どの方法であっても医師に技量があればよい結果を得ることができます。反対に、医師に技量がなければ最新式の方法で手術を受けても費用が高くつくだけで良い結果は得られません。

つまり、どの方法で受けるか?よりもどの医師の治療を受けるか?にこだわるほうが質の高い脂肪吸引が受けられる近道になります。そのためには良い医師に出会えるように何件もカウンセリングをまわることをおすすめします。

カテゴリー 脂肪吸引

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