二の腕の脂肪吸引を受ける前に知っておくべき全知識

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二の腕はダイエットを頑張っても細くならない部分ではありませんでしたか?

二の腕が太いと体格がゴツく見えるので、薄着の季節はイヤという人も多いのではないでしょうか?

残念ながら、二の腕だけを細くできるダイエットというのはありません。二の腕を動かすエクササイズをいくら頑張っても、二の腕から脂肪がなくなるわけではないんです。その理由は、エクササイズは有酸素運動なので、痩せるときは全身からまんべんなく痩せていくからです。

二の腕の脂肪吸引はピンポイントで二の腕だけを細くすることができる治療法です。ここでは、二の腕の脂肪吸引を考えている人が受ける前に知っておくべき知識を紹介していきます。

これを読むと、二の腕の脂肪吸引の効果、実際の手術方法、手術後の治り方、手術のリスクや注意点、手術費用やどのくらい休みを取ればいいかまで、具体的に手術を検討している人が前もって知っていたほうがいいことがすべてわかるようになります。

正しい情報をもっていればそれだけ安心して治療を受けることができます。ぜひ最後まで読んでみてください。

Contents

1 二の腕の脂肪吸引の効果

ここでは、二の腕の脂肪吸引の効果について説明していきます。

1-1 確実に二の腕を細くできる

脂肪吸引は、今より確実に二の腕を細くできる治療法です。その理由は、脂肪吸引では気になる部分の脂肪を手術で直接取りのぞくので、吸引された脂肪の体積は必ず二の腕からなくなるからです。ではここで、モニター患者さんの脂肪吸引前後の画像をご覧ください。二の腕1

患者さんの体格や骨格によって仕上がりの状態には個人差がありますが、脂肪吸引以外の方法で脂肪吸引レベルの効果を引き出せる方法は存在しません。つまり、脂肪吸引は今より確実に二の腕を細くできると断言できる治療法なのです。

1-2 上半身が華奢に見える

二の腕の脂肪吸引をうけると、上半身が華奢に見えるようになります。その理由は、二の腕の外側にぽっこりと張り出たふくらみがとれると、体がゴツく見える印象がなくなるからです。ではここで、モニター患者さんの術前術後画像を確認してみましょう。二の腕2

いかがでしょうか?腕の外側に出っ張っていたふくらみが取れると、逆三角形に見えていた後ろ姿が女性らしいシルエットに変化します。横から見ても肩の盛り上がりがなくなったことで華奢な体型に変化しました。二の腕3

1-3 二の腕が細くなりやすく、太りにくくなる

二の腕の脂肪吸引後は二の腕が太りにくく、やせやすい状態になります。ではここで、脂肪吸引を受けると二の腕が太りにくくなる原理についてイラストを用いて解説していきます。

たとえば、脂肪吸引前に10個あった脂肪細胞が手術によって3個になったとします。脂肪吸引後に太るような生活を送った場合、3個の細胞が大きくなるので少し太ります。しかし、細胞数が少なくなっているので多少太ったとしても細胞が10個あった時より細い状態でいられるので、脂肪吸引後は太りにくい体質になれるわけです。脂肪の図(太りずらい)

次に、脂肪吸引を受けると二の腕が痩せやすくなる原理を説明していきます。元々10個あった脂肪細胞が脂肪吸引で3個に減ったあとに、自分でダイエットをがんばると、残りの3個の細胞がさらに小さくなります。元々10個あった細胞が3個になって、さらに細胞が小さくなれば元の状態よりすごく細くなったことになりますよね。脂肪の図(痩せやすい)

これに近い効果を脂肪吸引をしないでダイエットで得ようとすると、10個の細胞がすごく小さくならないといけません。脂肪の図(吸引と同じぐらいダイエット)

実際には自力でどんなにダイエットをがんばっても、二の腕を細くできないことのほうが多いことを皆さんはすでに体験されているのではないでしょうか?脂肪吸引に勝てる方法は他にはないというのが現実です。つまり、脂肪吸引を受けたからこそ痩せやすい体質になったと言えるのです。

1-4 効果が永久に持続する

脂肪吸引をうけて得られた効果は、永久に持続します。脂肪吸引は脂肪細胞そのものを吸い出して取り除くという治療です。脂肪細胞の数は大人になってから増えることはないので脂肪がなくなった部分はずっと細い状態がつづきます。

ここで、脂肪吸引の原理をイラストを用いて説明します。脂肪吸引をすると脂肪細胞の数が減ります。減った脂肪の体積が脂肪吸引で細くなる分量となります。細胞の数は決まっていますのであとで勝手に細胞が増殖するということは起きません。そのため、1回脂肪吸引を受けるとその効果は永久に続くというわけです。脂肪の図(吸引後)

2 写真で見る!二の腕の脂肪吸引の手術方法

ここでは、二の腕の脂肪吸引がどのように行なわれているかをモニター患者さんの手術写真をご覧いただきながら説明していきます。クリニックによって多少の違いはありますが、以下のやり方が標準的な脂肪吸引の手術手順です。

1 脂肪吸引を行なう部分にマーキングを行ないます。マーキングを行なうことによってどこの脂肪をどう取ればいいかがわかるようになります。

二の腕マーキング

2 皮膚を切開する部分にマーキングをします。切開する部分は傷が治った時に目立ちにくい場所を選びます。ひじには元々しわが多いので、当院ではひじを切開しています。クリニックによって切る場所は違うので、カウンセリングの時に担当医に確認することをおすすめします。

二の腕 切開マーキング

3 切開部分に局所麻酔の注射をします。

二の腕局麻

4 皮膚を数ミリ切開します。

二の腕切開

5 脂肪層にチューメセント液を注入していきます。チューメセント液とは血管収縮剤や局所麻酔薬、生理食塩水が混ざった薬液です。チューメセント液を注入すると脂肪層がふやけて柔らかくなり、脂肪吸引しやすい状態になります。

二の腕チューメセント

6 カニューレ(吸引管)を使って脂肪を吸引していきます。二の腕の手術時間は30分~60分ぐらいです。

二の腕吸引開始

7 ここからは各部分の脂肪吸引前後の変化をごらんいただきます。当院では二の腕の場合、肩からひじまでの全体を吸引範囲としています。クリニックによっては二の腕の脂肪吸引といえばふりそで部分のみで肩や外側の出っ張りは別料金というところもあります。二の腕の脂肪吸引といっても、クリニックによって吸引範囲は違います。あとになって不満を持たないためにも、カウンセリングで吸引範囲を必ず確認するようにしてください

では、二の腕全体の術前術後の変化の画像をごらんください。

二の腕全体

8 こちらはふりそで部分のビフォーアフターです。吸引後は余分な脂肪がなくなり、つまめる量が減っていることがおわかりいただけると思います。

振袖1

9 こちらは肩の部分のビフォーアフターです。

肩

10 こちらは腕の付け根部分のビフォーアフターです。

付け根1

11 こちらは横のでっぱり部分のビフォーアフターです。

でっぱり

12 最後に傷口を縫合して手術は終了です。手術後は専用の圧迫下着で患部を圧迫します。圧迫は次回の診察(2日目または3日目)まで自分では外さず、圧迫をつづけます。診察日や圧迫の方針はクリニックによって違うので、カウンセリングの時に医師に確認することをおすすめします。

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3 二の腕の脂肪吸引の麻酔方法

ここでは、当院の二の腕の脂肪吸引で行っている麻酔方法を説明していきます。麻酔方法はクリニックによって違うので、カウンセリングの時に麻酔方法についても担当医から説明をうけてください。

3-1 静脈麻酔で寝ている状態にする

眠る作用のある静脈麻酔薬を点滴からスタートします。点滴が始まるとだんだんと眠くなっていきます。静脈麻酔を行うと寝て起きたら手術が終わっているので全身麻酔をうけたように感じるかもしれませんが、実際には全身麻酔ではありません。

眠る作用のある静脈麻酔には痛みを取る効果はありません。そこで、痛みをとる作用のある薬を別に使って局所麻酔の注射の時の痛みをなくす対策をします。(眠る作用)+(痛みを取る作用)を使うことで、寝ている間に痛みもなく脂肪吸引がうけられる状態になります。

静脈麻酔薬は以下の画像に写っているシリンジポンプという器械を使って点滴をしていきます。静脈麻酔薬の使用量は、患者さんの体格に合わせて投与量を設定します。

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静脈麻酔をうける時は、安全に麻酔を行なうために手術前に飲食をしてもよい時間帯に制限があります。とても大事な注意事項なので、クリニックからの指示は必ず守るようにしましょう。

3-2 局所麻酔を注入する

静脈麻酔で(眠った状態)+(痛みを感じない状態)にしたあとは、局所麻酔の注射をして皮膚を切開し、脂肪層にチューメセント液を注入していきます。チューメセント液とは、局所麻酔薬と血管収縮剤を生理食塩水でうすめて作った液体のことです。

チューメセント液を脂肪層に注入すると、脂肪層がふやけて手術がやりやすくなります。チューメセント液には血管収縮剤が含まれているので、出血量を最小限におさえる効果もあります。

二の腕の場合、吸引範囲全体に麻酔液を注入すると、両腕で1リットル以上の量を注入することになります。局所麻酔のみで脂肪吸引を行うクリニックもありますが、意識のある状態で1本1本注射していくとなると痛みに相当強い人でないと苦痛が大きいはずです。カウンセリングを受けた時に静脈麻酔を使ってくれるかどうかを確認するようにしてください。

※※脂肪吸引の麻酔に全身麻酔は適さない

当院では全身麻酔は行なっていません。その理由は、脂肪吸引の麻酔に全身麻酔は適さないからです。

全身麻酔は、まったく意識のない状態で手術をうけることができる麻酔方法です。呼吸は人工呼吸器を使い、薬剤を使って心臓の動きのコントロールも行なうため、麻酔科の専門医が麻酔を担当します。

全身麻酔は麻酔科専門の医師が担当するなら安全な麻酔方法といえます。しかし、手術後に麻酔から完全にさめた状態になるまで管理を行なうためには入院が必要な麻酔方法でもあります。二の腕の脂肪吸引は日帰りでうけられる手術なので、脂肪吸引の麻酔方法としては全身麻酔は適さないといえます。

4 二の腕の脂肪吸引後の治り方

ここでは、二の腕の脂肪吸引後どのように治っていくか説明していきます。

4-1 痛みのピークは3日目まで

脂肪吸引後の痛みのピークは3日目までです。痛みの程度はじっとしていれば痛くないけれど、動かすと打撲痛があるという感じです。1週間までは筋肉痛のような痛みがありますが、二の腕の脂肪吸引は脂肪吸引の中では負担が軽い部類ですので痛みはそれほど心配することはないと思います。痛みをつらく感じる時は痛み止めの飲み薬を使うようにしましょう。

2週間経つと痛みは少し残っていても普通に過ごせる状態になり、痛みが気になることもなくなってきます。ただし、激しい運動をした場合や二の腕を強く押すと痛みや違和感を感じることがあります。1ヶ月たつと痛みを意識することはなくなります。

ここでは二の腕の脂肪吸引後の痛みについて説明しましたが、脂肪吸引全般の痛みについてさらに詳しく知りたい方は「不安解消!!知っておきたい脂肪吸引の4つの痛み」をご覧ください。

4-2 1週間は手の甲にむくみがでる

二の腕の脂肪吸引後1週間は、手の甲までむくみが出ることが多いです。3日目をピークに手の甲に強くむくみが出る場合があります。はじめは不安に思うかもしれませんが、むくみは必ずひきますので心配いりません。少しでも早く治すために、手のひらをグーパーグーパーさせて動かすようにしてください。

4-3 脂肪吸引後2週間は腫れや青あざが出る

二の腕の脂肪吸引後2週間は、二の腕の皮膚に青あざが出ます。青あざは必ず消えますのでまったく心配はいりません。青あざが強く出たからといって脂肪吸引の結果が悪くなるということもありません。ではここで、二の腕の脂肪吸引の経過の一例をモニター患者さんの画像で紹介します。こちらは脂肪吸引前の状態です。

術前

2日目の状態です。全体的に青あざがでています。(こちらの患者さんはお腹の脂肪吸引も同時にお受けになりましたので、お腹にも青あざが出ています)

2日

こちらが9日目の状態です。青あざは1週間~2週間ほどで消えていきます。このモニターさんは9日目でほぼ青あざが消えた状態になっています。

9日

こちらは1ヶ月後の状態です。青あざはありません。青あざを早く治すために一番大切なことは患部の圧迫です。クリニックで受ける圧迫の指導は必ず守ってください。

1ヶ月

 

4-4 1ヶ月たてば細さが実感できる

脂肪吸引を受けて1ヶ月経過すると、どんな人でも細さがわかるようになります。先ほどのモニター患者さんの画像で確認してみましょう。こちらが脂肪吸引前の状態です。

術前

脂肪吸引後1ヶ月が経過した状態です。脂肪吸引前に比べて細くなっているのがわかると思います。1ヶ月経過してもむくみが少し残っていることがありますが、細さは実感できるようになっているのが普通です。もし効果を感じられない場合は担当医の診察を受けることをおすすめします。

1ヶ月

4-5 完成は早くても脂肪吸引後3ヶ月

脂肪吸引をうけて1ヶ月経過すれば誰でも細くなったことを実感できるようになりますが、手術後1ヶ月目はまだ完成ではありません。脂肪吸引後1ヶ月目では皮膚に硬さが残っていたり、腕を上げたりするとまだつっぱり感が残っているのがふつうです。

ではここで、脂肪吸引前、1ヶ月目、3ヶ月目の状態をモニター患者さんの写真で確認していきます。こちらは脂肪吸引前の状態です。

術前1

こちらが1ヶ月目の状態です。脂肪吸引前に比べると細くなっているのがわかります。しかしまだ仕上がりの状態ではないので、むくみ、皮膚の硬さやつっぱり感が残っているのがふつうです。

1ヶ月1

3ヶ月が経過した状態です。完全にむくみも取れて1ヶ月目の時より細くなりました。皮膚の硬さもなくなり、つっぱり感などの違和感もなくなり、自然な状態に落ち着きます。このように、脂肪吸引をうけて完成するまでは早くても3ヶ月はかかります。人によっては完成まで6ヶ月から1年かかることもあります。

2ヵ月

 

5 二の腕の脂肪吸引でおこりうるリスク

ここでは、二の腕の脂肪吸引でおこりうるリスクについて説明していきます。実際にはリスクが起きる確率はとても低いのですが、リスクを知っておくことでリスクの対策ができるので、前もってチェックしておきましょう。

5-1 二の腕に凹凸ができる(確率1%以下)

二の腕の皮膚に凹凸ができることがあります。原因は医師の技術力不足によって脂肪層を均一に吸引できておらず凹凸ができる、医師の判断ミスで脂肪を取りすぎてしまい正常な治り方をしなかったことで凹凸になる、脂肪吸引後の圧迫をきちんとしなかったことで正常な治り方をせず、凹凸が出来るなどが考えられます。

凹凸ができた場合、へこんだ部分に脂肪を注入する修正手術で良くなることもありますが、実際には少しましになる程度で患者さんが満足できる結果にはならないことが多いです。したがって、凹凸になった時の対処法より凹凸が起きないように予防することが重要です。

5-2 二の腕の皮膚がたるむ(確率1%以下)

二の腕の皮膚がたるむことがあります。原因は脂肪を取り過ぎたことにより皮膚にあまりができた、脂肪吸引後の圧迫をきちんとしなかったことなどが考えられます。

たるみができてしまうと自然に治ることはありません。治すにはたるんだ皮膚を切り取る手術をするしかありませんが傷跡も大きく残るので、たるみ取りの手術は気軽に受けられる手術でもありません。

したがって、たるまないように脂肪を取り過ぎないこと、手術後にしっかりと圧迫をすることが重要です。

5-3 細くなっていない(確率1%以下)

脂肪吸引をうけたのに効果を感じることができず、『細くなっていない』と感じることがあります。原因は余分な脂肪をしっかり吸引できていなかった、手術前のデザインが良くなかった、そもそも脂肪吸引の適応がなかった、結果に対する患者さんの期待度が大きすぎたなどが理由として考えられます。

脂肪をきちんと取ってもらえてなかった場合、再手術を受けてもベストの効果を出すことはまずできません。その理由は、一度でも手術をうけた部分は内部の組織がとても硬くなっていて1回目の手術と同じようにはできないからです。

脂肪吸引が向いていないのに手術を受けても良い結果が得られるはずがありませんし、手術でできること以上の結果を期待しても期待はずれの結果になるのは当然でもあります。

したがって、再手術の必要がないように技術力のある医師の治療を受けて1回目の手術で成功させる。手術前のデザインをきちんとやってもらう。カウンセリングの段階で医師とよく話し合って脂肪吸引で得られる効果のことを確認しておくことが重要です。

5-4 腕の筋肉が目立つように感じる(確率1%以下)

二の腕から脂肪がなくなったために、今まで脂肪におおわれていた腕の筋肉がわかるようになり、たくましく見えるように感じる可能性があります。その理由は、脂肪吸引をして余分な脂肪がなくなった分、皮膚から筋肉までの距離が短くなり筋肉が浮いて見えてしまうからです。

しかし実際には、二の腕は細くなっているのでたくましくなったわけではありません。気にしないようにしてください。

5-5 傷跡がきたない(確率1%以下)

皮膚を切開した部分の傷跡が目立つことがあります。原因は体質のほかに傷口の縫い方が丁寧でない、傷口の消毒をした、適切な術後ケアをしなかったなどが考えられます。

多くの場合、はじめは赤い線として見えていた傷跡は時間とともに色がうすくなり、最後にはほとんどわからないくらいに治るのが普通です。脂肪吸引をうけて6ヶ月以上経過しても傷跡が目立つ場合は傷跡修正の手術を検討してもいいかもしれません。

二の腕の脂肪吸引のリスクについて説明しましたが、脂肪吸引のリスク全般についてさらにお知りになりたい方は、うける前に必ず確認!脂肪吸引のリスク全27項目と対策をご参照下さい。

6 職業別 二の腕の脂肪吸引をうけるために必要な休み日数

二の腕の脂肪吸引をうけようとした場合、どのくらいの休みを取ればいいかが気になりますよね。脂肪吸引後は安静にするよりもいつも通りに過ごしたほうが治りも早くなります。したがって、長期の休みを使って脂肪吸引をうける必要はまったくありません。

しかし、お仕事の種類によって必要な休み日数も違ってくるはずです。ここでは、二の腕の脂肪吸引をうける場合に必要な休み日数を職業別に考えていきたいと思います。

【学生】
休みを取る必要はありません。
二の腕の脂肪吸引後は生活にそれほど支障は出ないので、休みがなくても大丈夫だと思います。手の甲までむくみが出た場合は見た目が気になるかもしれません。どうしても心配な場合は手術の翌日だけ休めばいいでしょう。

【オフィスワーク】
手術日を含めて3日間の休みを取るのがいいと思います。理由は、1回目の通院までシャワーに入れないからです。痛みで動けないということはまずないので、どうしても休みが取れない人は翌日から出勤も可能です。

【よく動く仕事(外回り営業など)】
手術日を含めて3日間の休みを取るのがいいと思います。理由は、1回目の通院までシャワーに入れないからです。二の腕がいつもより動かしにくくても外回りの仕事にそれほど影響が出ることはないと思いますので、どうしても休みが取れない人は翌日から出勤も可能です。

【サービス・接客業】
1週間の休みがあったほうが安心です。理由は、術後1週間までは手の甲までむくみが出ることがあるからです。お客さん相手の仕事で手の甲にむくみが出ていると気になるのではないでしょうか。業種によっては接客時間がそれほど長くはないということなら、翌日からでも出勤は可能です。

【力をつかう仕事】
脂肪吸引後に手術前と同じように体を動かせるようになるには2週間程度の期間が必要です。安静の必要ははじめからありませんが、いつも通りに仕事ができる程度に体を動かせるとは限りません。休みは2週間あったほうが安心です。

【夜のお仕事(接客】
1ヶ月の休みがあった方が安心です。
術後は1ヶ月間圧迫下着をつけます。二の腕の場合7分丈ぐらいの圧迫下着を使用するクリニックが多いので、ドレスから圧迫下着が見えてしまうことになります。そして術後の飲酒は回復を遅めてしまいます。できるだけ長い休みがあると安心です。

7 二の腕の脂肪吸引の費用

手術費用はクリニックによって差があります。大手クリニック5院、個人クリニック15院の背中の脂肪吸引の費用をしらべたところ、最安値は56,000円、最高値は650,000円、中央値は275,480円という結果でした。(2015年8月時点)

最安値と最高値の料金幅が大きいのは、クリニックによって麻酔方法やサポートの内容、吸引範囲の違いがあるため、同じ治療名であっても費用に差が出る要因となっています。

カウンセリングを受けたときには、麻酔方法やアフターケアの内容、保証の有無など、治療費に含まれる内容を確認して自分が納得できる脂肪吸引を適正価格で受けるようにしましょう。

8 二の腕の脂肪吸引後に気をつけるべきこと

ここでは、二の腕の脂肪吸引後に気をつけるべきことについて説明します。

8-1 手術後1ヶ月は絶対に圧迫をつづける

脂肪吸引後1ヶ月間は専用の圧迫下着を使って必ず圧迫を行ないます。圧迫を行なう理由は、手術によって薄くなった脂肪層をそのままの薄さで完成させたいからです。

脂肪(圧迫)圧迫をきちんと行なわなかった場合、薄くなった脂肪層に繊維組織が入りこんでしまい、本来の細さが得られない状態で出来上がってしまうので脂肪吸引の効果がさがります。

脂肪(圧迫なし)

圧迫力が強すぎると血行が悪くなって治りが遅くなり、圧迫力が弱いと圧迫の意味がありません。圧迫は適切な圧力でおこなう必要があります。したがって、圧迫下着は必ずクリニックから支給されたもの、指示されたものを使うようにしてください。自己判断で圧迫下着のサイズを選ばないようにしましょう。

こちらは圧迫下着を着用した状態です。圧迫は結果をより良くするだけでなく、腫れやむくみを最小限におさえる効果もあります。当院では、1回目の通院時に上につけている白いサポーター(片腕2枚ずつ、計4枚)をはずし、それ以降は下に着ている薄いピンクの7分丈の圧迫下着をつけます。圧迫は24時間、1ヶ月間行ないます。

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8-2 翌日から安静にしないで頑張ってうごく

脂肪吸引後は翌日からいつも通りに過ごすようにします。その理由は、手術後におこりうる合併症の血栓(けっせん)を予防するためです。血栓とは、血液の塊(かたまり)が血管につまることをいいます。 私たちの体は通常、血栓ができないようにできています。

しかし、
・ 手術前の水分制限(脱水状態になっている)
・ 手術中に同じ姿勢をつづけること
などにより、血栓ができやすい状態になっています。

血栓によって血管がふさがれてしまうと、血行が悪くなった場所に応じて症状が出現します。 肺で血栓ができると呼吸困難、脳に血栓ができると脳卒中のような症状がでます(いわゆるエコノミークラス症候群) 。

血栓防止のため、手術中は点滴で十分な水分補給、手術後は患部の圧迫を行ないます。同じ姿勢でいると血栓ができやすくなるので、安静にしないで出来る限りよく動くようにしてください。

8-3 脂肪吸引後1ヶ月したらマッサージを始める

脂肪吸引後1ヶ月からは、二の腕のマッサージを始めます。手術から1ヶ月目の二の腕は、さわると硬い感じがあります。これを硬縮(こうしゅく)といいます。硬縮は正常な経過の一症状なので、何もしなくても自然に治りますが、マッサージをしたほうが早く仕上がります。

マッサージのやり方に特に決まりはありません。硬い部分をほぐすように完成の時期まで毎日5分程度でいいので続けるようにしてください。手術後1ヶ月間は圧迫が一番重要なので、マッサージをスタートするのは脂肪吸引後1ヶ月経ってからにしてください。

まとめ

二の腕の脂肪吸引を受けるなら知っておきべき知識をすべて紹介させていただきました。二の腕の脂肪吸引の効果、実際の手術方法、手術後の治り方、手術のリスクや注意点、手術費用やどのくらい休みを取ればいいか。

これで正しい情報が得られて二の腕の脂肪吸引を受けるかどうか判断ができるようになったと思います。クリニックによって多少違うところもあるので、色々なクリニックへ行きカウンセリングを受けてからクリニック選びをすることをおすすめします。

カテゴリー 脂肪吸引

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